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サードプレイスツーリズム協議会の活動が令和6年度手づくり郷土ふるさと賞(国土交通大臣表彰)に選定され、 福知山市役所にて伝達式がありました!

国交省より賞状等授与していただきました!

3月には東京で受賞記念発表会も!

引き続き地域づくり、コンテンツづくり、ワクワクづくり、頑張ります!

一緒に、盛り上げ隊!募集中です😊

「ジビエハンターと行く! リアル狩猟体験&絶品! ジビエフレンチ堪能ツアー」と「山城屋茶舗の茶筒づくり体験」にご参加いただきました!

香港からの仲良しご夫婦♡

ジビエハンター中島さんと一緒に山へ入り、狩猟見学をし
ディナーまでの合間に山城屋茶舗さんへ。

ずっと楽しんでおられました!

ビストロqさんの美味しいジビエ料理もご堪能・:*+.

なんと翌日は、丹波生活衣館に行かれて、
福知山を満喫されました!

近いうちにまた日本に来たいとメッセージいただき、
素敵な思い出になれた事が嬉しいです(*´꒳`*)

ありがとうございました♫

 

体験の詳細、お申し込みはこちら↓↓

「ジビエハンターと行く! リアル狩猟体験&絶品! ジビエフレンチ堪能ツアー」

https://www.kitairo.jp/experience/event26/

「山城屋茶舗の茶筒づくり体験」

https://www.kitairo.jp/experience/event09/

agrizm No.41 米と野菜の篠墅さん

朝来市でお米や野菜の栽培をしている、篠墅の篠岡さんご夫婦。農薬や化成肥料を使わず有機肥料のみで育てた体に優しい野菜やお米は地元の子ども園などへ届けている。昌代さんの父は、肥料会社に務めていた時に、お米の栽培指導で全国を回り、栽培方法を知りたいと尋ねて来られる農家さんへの講師もしていた。 「昔から当たり前に食べてきた父の作るお米が食べられなくなると感じたとき、技術やノウハウ、この味全てを継承していきたいと思った。」と語る昌代さんは、ご主人とともに父の後を継いだ。

義父の味を受け継ぐため弘之さんは、毎日欠かさず日記をつけ、義父が亡くなってからは新たに有機栽培のお米も手がけ試行錯誤。農薬や化学肥料を使わず栽培するのは容易ではない。年間を通して必ず収益を上げる方法もしっかりと考え、野菜の収量も増やしている。その中でも朝来市の特産である岩津ねぎは今からが最盛期。

篠墅さんの作るお米や野菜は美味しくて、安心して食べられるとリピーターが多い。それは、ご夫婦のこだわりでもある『人や自然に優しい農業をして未来ある子どもたちに伝え、繋げていきたい』という想いがあるからだ。また、6次産業化にも力を入れ、有機栽培のお米を、一番栄養がある玄米として食べないのは勿体無い、子どもでも美味しく玄米が食べられる方法はないかと考えた昌代さん。そこで商品化したのが玄米粉。栄養価も高く、米粉よりも膨らみがいいとあって人気だ。イベントにも参加している篠墅さん。コラボ商品なども続々増え、父から受け継いだ味は進化を続け、これからも多くの方々へと届いていく。

agrizm No.40 宮田畜産さん

朝来市で畜産業を営む、宮田畜産の宮田さん。父が牛の世話をする姿を側で見てきた宮田さんにとって、幼い頃から当然のように生活の一部となっていた。

農業大学卒業後、牧場での経験を積み、実家近くの農家から牛を譲り受け宮田畜産を設立。

経営が順調だったわけではなく、病気などで頭数が減ったり、その後のリーマンショックによる消費不振で、牛の価格が下がるなど、大変な時期を乗り越えてきた。

当初20頭程だった牛も、今では230頭を保有する畜産農家へと成長。愛情込め育てられた牛は数々の賞を受賞している。

なんとか経営も軌道に乗り牛舎を大きくしようとした矢先、突然のコロナ禍に入り自粛ムード。またもや外食産業は落ち込み、その影響は大きかったという。それでも、得意先やインスタグラムなどでお世話になっていた方々が変わらず利用してくれていたことや家族の助けもあり、今まで続けて来られた。

コロナ禍で停滞していたインバウンド市場も回復傾向にある今、牛舎を大きくし、希少な血統を持つ但馬牛を大切に守り繋いで行きたいと語る宮田さん。 「明日は、農業高校に通う娘が久しぶりに帰ってきて牛舎の掃除を手伝ってくれる予定です」と嬉しそうに話してくれた。

自身が幼い頃育ってきた環境のように子ども達もまた、父の背中を追い、自然と興味を抱き、その道へ進もうとしている。

agrizm No.39 てんとうむしばたけさん

京丹後市でオーガニック野菜の栽培とカフェを営む、てんとうむしばたけさん(旧:梅本農場)。子育て世代が多く働く農園では『子ども達が笑顔で健康になれる美味しい野菜』を作っている。

農業を始めた当初、梅本さんは慣行農業を行っていた。出荷用は規格サイズにするため農薬を使い、家庭で食べる用には別の菜園で農薬を使わず育てていた。子どもが生まれ学校給食を食べることになった時、今まで出荷していた野菜は、給食で子ども達が食べていたのに、いざ自分の子がそれを口にする事に抵抗を感じてしまったという。そんな思いもあり、有機農業へと移行した。

農園の側にある土の山。手前が新しい土、奥の方は7〜8年前のもの。比べると手触りも色も変化していた。落葉や草などを虫や微生物たちが時間をかけ少しずつ分解し、栄養たっぷりの堆肥になる。まさに年月をかけた宝の山だ。

定期的に農業体験も実施している。実際に山へ行って落葉を集め土を作る体験や種まき、収穫体験など様々。子育て世代のスタッフが多いこともあり、週末は子ども達と農園に来る事もあるという。「シャボン玉おじさんになって大人気のスタッフもいる」と楽しそうに話してくれた。

オーガニックといえば少々お高い、セレブなイメージが強い。だが、誰もが手に取りやすく美味しい野菜になること、すべての子ども達が笑顔になる地産地消100%給食を目指した『オーガニックスタンダード』を合言葉に、美味しく楽しい健康な暮らしを目標に取り組んでいる。